※注意:この後、時系列に沿ってどういったことがあったか記録しています。夫のギャンブル依存が発覚した直後に実行した対応については目次「夫のギャンブル依存症が発覚するまで:初動」に箇条書きにしているので、経緯をすっ飛ばして何したか知りたい人はそちらへ飛んでください。また、私自身が参考にしたWebサイトや本については「参考:回復に向けたサポート、参考文献」にまとめています。
はじめに
いまだ現実に心が追いつかないギャン妻こと私です。
さて、7年ほどの交際期間を経て今の夫と結婚をした私。7年も付き合ってきたけれど、互いの両親への挨拶などしたことがなかったので、入籍までの一年弱は両親への挨拶、両家顔合わせ、新居探しなどなど、仕事の合間をぬって準備を進めていました。無事に独身貴族から夫婦二人暮らしに転換、引越し・婚姻届の提出を完了して、さあこれから楽しい新生活の幕開けだ!と思っていた矢先…
入籍してから2ヶ月も経たないうちに、夫のギャンブル依存症が発覚しました。
私の場合は夫の自白をきっかけとしていますが、その際、私一人では思いつかなかった友人の助言が功を奏したことがあったので、初動の整理も含め備忘録を書きたいと思います。ただし、パートナーや家族との関係性はそれぞれだと思うので、私がしたことが最適解というわけではないですし、まだスタート地点に立ったばかりなので、今後の記事でその行く末を見守っていただけると幸いです。
青子夫妻スペック
簡単な夫婦2人のスペックは以下の通り。
青子…フルタイム会社員、会社の中では中堅。残業多め。手取り収入中流家庭程度。10代のころからうつ病を発症して現在も通院・投薬治療中。昔から不安症だったのと実母が倹約家だった影響で、家族に引かれるレベルの倹約・貯金魔。寂しがり屋なので色々な友人がいるタイプ。初婚、子なし。
夫…フルタイム会社員、中間管理職。ハードワーク、手取り収入青子より少し多め?はたから見ると、楽観主義で大らかな性格。仕事は真面目にしており評価されている。ただ他人に気遣いしすぎて疲れるタイプなので、人との付き合いはなるべく狭く深く派。心を許している人間はかなり少なそう。初婚、子なし。
夫のギャンブル依存症が発覚するまで:前触れ
長年付き合ってきて気づかなかったのか?という疑問があるかもしれませんが、全く気づかなかったです。夫と付き合っている間、夫がパチスロに行くところを見たことはありませんでした。「貯金がない」ということは前々から本人聞いていましたが、結婚前のパートナーにお金のことを事細かに聞いたり話したりするというのは野暮だと思っていた私は呑気に「彼は仕事が忙しくて外食(コンビニ)ばかりだし、ヘビースモーカーだし、お金の管理も曖昧だし、世間的には貯金ができない人の方がマジョリティというから、夫もそのうちの一人なのだろう」と思っていました。また、デートの時は必ず夫が快く食事代など支払ってくれていたので、お金に困っているとは微塵も感じませんでした。「私も稼ぎがあるのだし、割り勘するよ」と言っても「男のプライドがありますから」の一点張り。
婚前にもっとお金の話しておけば良かったのかもしれませんが、お金の話ってちょっとタブー感あるよね。ない?
ちなみに私はというと、先述した通りではありますが自分の親兄弟に引かれるレベルの超倹約家で貯金魔です。世に出ている情報を見る限り、自分のレベルで貯金できる人の方が世間的にはマイノリティである、という認識で過ごしてきました。なので、金銭の価値観においては、夫と私とは全く違うんだろうという線引きをしていたところがあったと思います。夫に私のレベルを求めるのは酷であり、私の方が異常者なのだと。
ただ、1度だけ決定的に「おかしい」と思った出来事はありました。というか、今思うとその時に気づくチャンスがあったのです。(気づけませんでしたが…)
入籍の2年前、夫(当時は彼氏)が深刻な顔で私に「話がある」というのです。聞くと、
仕事のストレスでオンラインカジノに手を出してしまい、大金をスってしまった。(当時)住んでいるアパートの更新があるが、費用が支払えないのでお金を貸して欲しい
とのこと。私はびっくり仰天!本人の前では努めて冷静にするべきと思って傾聴に徹していましたが、心の中ではひっくり返っていました。ちなみに夫からお金を貸して欲しいという申し出は何年も付き合ってきてこれが初めて。パチンコ・スロット、競馬など公益ギャンブルと呼ばれる一般的なギャンブルにほとんど縁のなかった私は、そもそもオンラインカジノが何なのかよく分かっていなかった。夫に話を聞いて、ゲームみたいに遊べてマジの金銭を賭けられるもの、と認識しました。
ギャンブルへの知識レベルはそんなものだったので、夫の告白を聞きながら私の頭の中は★大混乱★(チカチカ)していましたが、とりあえず「彼くんがお金に困っている…」ということだけは理解しました。今思えば、 この時もっと調べたりしたらよかったのかもしれません…が、後の祭りです。
その時は、まずは彼に必要なお金がいくらなのかを尋ね、桁数的にはどうにもならない額ではなかったですし(私の月給より少額程度)私は先述の通り貯金魔なので、当時から金銭的余裕がありました。夫には「もうオンラインカジノをしない」という約束のもとお金を渡しました。のちに分かりましたが、
夫はこの出来事があった翌月には、もうオンラインカジノに入金しています。(フ~~~ッ!)
この時点で、夫の収支が全く分かっていなかったのと、無いなら無いなりに夫の貯金の無い原因を探ろうと、口頭で会話しながら紙にメモして収支を眺めてみたり、この時すでに同棲を計画していたので、引越しに必要なお金や、二人で生活した場合にかかるお金の計算をしたりしました。貯金の必要性を夫に説いたつもりでしたが、まあ、正直全然意味なかったですね。だって有り金全部ギャンブルに溶かしたのですから。
余談ですが、この後、新居が決まり引越しするとなった時点でもやはり彼にはお金がなかったので、あとで半額返済してもらうという約束の元、引越しの初期費用は私が全て立て替えました。しめて数十万円也。
話戻って、お金を貸して欲しい彼くん。私の金銭感覚としては「人に金を貸す際は戻ってくると思うな」を信条としていたので、彼に貸した数十万円も返ってこないと思って渡しました。これで揉めるのも嫌だったので…結果的に、その年のボーナスで夫は私にお金の返済をしています。これで気を緩めたのがよくなかった…
夫のギャンブル依存症が発覚するまで:夫の様子がおかしくなった&自白
さて、入籍後の青子家では以下のルールでお金の運用を始めました。
手取り収入のうち1/4を家賃、1/4を生活費、1/4を共同貯金に振り分け、残りの1/4は自由に自分の趣味や嗜好品にあてる
夫の貯金ができないのは、前取り貯金をしていないからだと思っていたので、私の日頃のお金のやりくりに合わせ、二人で話し合った上で上記のルールを設けました。互いの貯蓄レベルが全く違うこともあり、婚前の口座のお金はそれぞれ手も口も出さない前提で、新たに夫名義で夫婦用の口座を作りました。この口座にルールに従いお金を入れて行き始めた矢先のこと。
2月に入って、夫が急にうつ状態のようになってしまいました。朝起きられず、仕事も出来ず、食事以外は一日中ベッドの中で寝て過ごす日々…仕事が以前から多忙な状態が継続していることは知っていたので、結婚や引越しというイベントも相まって燃え尽き症候群というか、疲労が蓄積してしまってどうにもならない状態になったのだろうと思いました。平日はそのような状態だったものの、休日は朝私より早く起きて趣味のバイクに乗って出かけて気分転換をしに行っていたようだったので、夫が回復してくるのをのんびり待とうと思い、最低限「体調は大丈夫か、ごはんは食べれるか、夜眠れているか」など確認をしながら、休ませることに徹しました。
そんな日々が続いていたある休日、夫はいつものように朝からバイクで外出したので、私は自宅で家事をしたりしながら過ごしていました。ところが夕方になっても連絡がなく、帰りが遅い…不安になった私がLINEを入れると「これから帰る」と返信があり、ほっと胸をなで下ろしたのを覚えています。
ほどなくして夫が帰宅。晩御飯できているから食べよう〜と声をかけ、返事もありましたが、ふと夫が入っていった寝室を見ると、夫がベッドに腰掛けて頭を抱えうなだれているじゃないですか。私はぎょっとして「どうした?!大丈夫か?」と言うと、夫は生気のないような声で「ああ、うん…」と言います。とりあえず食卓に夕食を並べ、座って夫を待つと、夫が重々しくあの言葉を言いました。
「ちょっと話があるんだけど...」
今思えば2年前の切り出し方と全く同じ!カムバック!ただ、正直この時の私はこの時2年前のことなぞ全然頭になくて、辛いから会社を辞めたいとか、休職したいとか、そんな話があるんじゃなかろうかと思っていたと思います。ところが次に夫から出た言葉は私の予想を全くひっくり返すものでした。
「またオンラインカジノに手を出してお金をスってしまった。今日出かけて行ったのはパチンコ屋だった。共同の貯金から5万円引き出してパチンコに使ったが、それも全部スってしまった。実は先月分の家賃が支払えておらず、督促状が来ている」
…….
…………は、え????????
おおおお、待て待て待て、全然話がわからないぞ!!!青子大★混乱part2です。重要そうないくつもの情報があり、訳分からんことになりました。必死に頭の中で整理をします。まず優先すべきは支払いできていないお金の支払い。家賃2ヶ月分および光熱費が支払えていないということをこの時点で初めて知りました。私は家賃引き落としと生活費用の夫の口座にお金を入れるのみで、そこからきちんと支払いまで到達しているかは確認できていなかったのです。督促状も隠されていましたので…先ずはそのお金を整理して翌日コンビニから振込みすることにしました。
夫のギャンブル依存症が発覚するまで:初動
さて、夫の自白により発覚したお金の使い込みですが、これまでギャンブルないしはギャンブル依存症に何も縁のなかった私が、翌日以降やったことは以下のことです。
- 夫の個人口座の過去1年間のお金の動きを見せてもらう
- 「ギャンブル依存症予防回復支援センター」のコールセンターに電話相談(年中無休・24時間受付)
- コールセンターで紹介してもらった、ギャンブル依存症を取り扱う精神科に夫を連れて受診
- 日本信用情報機構(JICC)で情報開示
- 私名義の口座を作り、家賃・生活費の引き落とし先、貯金口座を変更
- 自助グループ(GA・ギャマノン)に繋がる
1つずつ解説します。
夫の個人口座の過去1年間のお金の動きを見せてもらう
夫の許可を得て、家賃引き落としに設定していた夫の個人の口座の取引履歴を確認しました。取引には、オンラインカジノ・金券ショップの名前が複数ありました。ここで、2年前に「もうオンラインカジノしない」という約束のもと私がお金を貸した翌月から、再びオンラインカジノに送金されている様子を確認しました。さらに口座にお金がなくなると、ギフトカードをクレカ等キャッシュレス決済で購入→ネット上で売却→売却により口座に振り込まれたお金でギャンブルなどに送金するというお金の動きも確認しました。私はこれらの情報について、半日ほどかけてエクセルにぽちぽち全て打ち込みました。そしてどう考えても病的であることをここで認識しました。
「ギャンブル依存症予防回復支援センター」のコールセンターに電話相談(年中無休・24時間受付)
夫の口座情報を確認して真っ先に頭に浮かんだのは「ギャンブル依存症」の疑いでした。特に身近にそういった人がいるわけでもなんでもありませんでしたが、この情報社会のおかげでか、なんとなく言葉だけ知っている状態だったのかな。とりあえずスマホで「ギャンブル依存症 相談」で検索をかけると、「ギャンブル依存症予防回復支援センター」がヒット。年中無休24時間受付と書いてあるじゃありませんか。藁にもすがる思いで、夫が就寝した後に電話しました。コールセンターの相談員の方はとても丁寧に話を聞いてくださいました。この時点までで発生した状況を説明すると「ギャンブル依存症の可能性が高いと思います」とのこと。住居地を伝えれば、近くにあるギャンブル依存症を見てくれる精神科の病院をピックアップしてくださるとのことだったので、3〜4件教えていただきました。
コールセンターで紹介してもらった、ギャンブル依存症を取り扱う精神科に夫を連れて受診
ベッドに横たわる夫と話し「先ずは、なるべく早くこのうつ状態をどうにかしたい」という希望を聞いたので、上記で紹介してもらった精神科のうち、とにかく早く予約の取れるところを受診することに決めました。場所によっては1ヶ月先になることも覚悟していたのですが、一番早いところで数日以内に予約が取れるとのことで助かりました。初回は私も連れ添い、夫の受診に同行。ただし、あくまで患者は夫なので私はお財布役です。初回は問診票の提出・看護士さんとの面談・最後に主治医の診察となりました。私がいると話しづらいこともあるだろうと思ったので、私は待合室で、電子書籍で購入したギャンブル依存症に関する本を読みながら待機しました。最後、主治医と少し会話出来そうだったので、「夫はギャンブル依存症で間違い無いか。今後、妻としてどのように対応するべきか・何に注意すべきか」を聞きました。主治医から言われたのは以下です。
- 夫はギャンブル依存症で間違い無い。
- 現状、夫は軽度のうつ状態であるため、病院ではうつの治療のため投薬をする
- 今後、夫には定期的な通院をしてもらい、投薬治療を継続する。
- ギャンブル依存症は薬で治る病気では無いため、基本的には自助グループ(GA)への参加が望ましい。
- 妻は夫の借金は一切肩代わりしないこと。
私にとって一番重要な事項は一番下の項目でした。読んでいた書籍にも記載されていましたが、ギャンブル依存症者の借金を家族や友人が肩代わりするのは禁忌行為(タブー)である、というのがセオリーです。今、同じ問題で悩んでいる方がいらっしゃいましたら、どうか心に留めておいてください。
日本信用情報機構(JICC)で情報開示
これは知人に助言されて実行しました。JICCとは、申し込みをすることで、クレジットカードや消費者金融の利用状況・残債の情報開示ができる機関です。
ただし、基本的には本人が本人の情報開示をすることを前提とした機関のため、本人証明書類が必須となりますので予め注意してください。
夫が私にギャンブル依存症を自白した際、夫本人から申告があったのは借金数十万程度でした。しかし友人の助言もあり上記で情報開示したところ、私との結婚以前から数百万円の借金があり、返済が全く終わっていないことが発覚。消費者金融とクレジットカードのキャッシングを複数しており、月々多額の借金返済に追われていることをこの時初めて知ることになりました。夫はこの件についてここまで一切触れませんでしたし、発覚して夫に確認したところ「バレたら死ぬつもりだった…自分1人で返していって墓場まで持っていくつもりだった」とのことでした。私は2年前の件もあり、婚前に夫へ「借金はないよね?」としつこく聞いていましたが「ない」の一点張りでしたから、7年間付き合ってきた婚約者である私に平然を装って上記の嘘をつき続けていたのです。嘘をついて借金してギャンブルするのは、ギャンブル依存症の典型的な症状です。
夫と築いてきた信頼関係は、この時全て崩れ落ちて行きました。
私名義の口座を作り、家賃・生活費の引き落とし先、貯金口座を変更
ここまでの出来事で、夫に対する金銭面での信用は完全になくなりましたので、結婚をきっかけに開設した夫名義の口座は全て使用しないことにしました。代わりに私名義の口座を作り直し、家賃・生活費・共同口座は全て私名義の口座に入れることにしました。やったこととしては以下です。
口座の新開設→家賃・クレジットカードの引き落とし先の切り替え
話し合った末、夫には上記の口座のキャッシュカードは渡さない、夫婦生活用の共同クレジットカードは私へ返却してもらう、現在夫の口座へ入金済みの共同貯金の残額については私名義の口座へ移動、ということで決着しました。
また、夫はしばらく借金の返済で家にお金を入れることが困難な状況であることも把握したので、一時的(数ヶ月)に返済額が大きい期間は私が家賃・生活費を負担する、返済額が一部少額になった時点で予定通り家賃・生活費を入れてもらう、また私が立て替えた分の家賃についても返済してもらう、という暫定処置を取ることにしました。この間、夫は貯金にお金を回す余裕がなさそうなので、夫が貯金にお金を回せない間は私も共同貯金にお金を入れず、個人の貯金に回す、ということまで同意を取りました。
自助グループ(GA・ギャマノン)に繋がる
夫が受診した精神科に勧められた通り、自宅から通えるところで自助グループがないか探しました。GAは、主にギャンブル依存症の当事者の会。ギャマノンは、ギャンブル依存症の家族の当事者会です。※自助グループに関する情報をもう少し書く
夫がうつ状態で起き上がれない間に、私はギャマノンのクローズドミーティングへ行ってみることにしました。規定上、中でのことは詳しく書けませんが、グループの皆さんは新参者の私を優しく受け入れてくださって、嬉しかったです。夫のギャンブル依存症が発覚してからというもの、それを打ち明けることが出来る人がほとんどおらず、特に両親や義両親などの家族には言えず、ひとりで苦しい気持ちを抱えるしかなく不安定になっていました。ギャマノンには似た境遇の方達がいて「言いっぱなし、聞きっぱなし」のルールの元、お話しさせていただくことが出来て、それだけでも少し気持ちが楽になりました。また、他のメンバーの方のお話しを聞いたり、ギャマノンのプログラムを受ける中で、自分の対応や心の持ち方について勉強することができ、参加して本当に良かったと思いました。
夫もしばらくして起き上がれるくらいに回復してきたので、夫は夫でGAに通い始めました。まだまだプログラムは始まったばかり、というかやっとギャンブル依存症の治療のスタートラインに夫婦2人で立ったところだと思います。
おわりに
長文になりましたが、これが私の身に起きた、夫のギャンブル依存症が発覚してからその後の行動までの顛末です。最初にも書いた通り、これはあくまで私と夫との関係性上、また夫の性格や、夫がうつ状態となりしおらしく従ってくれたが故、可能だった動き方かもしれません。夫がこの間、暴力的になったり怒りぽくなったりしていたら話はまた違うと思います。ギャン妻ら家族の方々が取るべき行動については、精神科医や依存症者支援団体が発信する大まかなセオリーはあるものの、依存症者の状態・発生している状況に応じてケースバイケースなのだと思います。似た境遇の方の参考になれば幸いですが、とにかく今同じ問題で悩んでいる方は専門家に繋がってサポートを受けることを強くおすすめします。
どうか私たち夫婦を含むギャンブル依存症の方とギャンブル依存症の方の家族やパートナーの方達が、回復に向かい、笑って過ごせる日がきますように。
参考:回復に向けたサポート、参考文献
ギャンブル依存症予防回復支援センターは24時間・365日・相談料無料で、臨床心理士などの資格を持つカウンセラーが相談を聞いてくれます。また、相談の内容に合わせ、必要な情報やアドバイスをしてくれます。青子は近場の、ギャンブル依存症を診てくれる精神科の紹介をしてもらいました。また、紹介された精神科にかかった場合、初診から3回までの通院費に対して補助金を給付してくれます。(2024年4月6日現在)
GAとはギャンブル依存症者の自助グループです。各所で開かれているミーティングの日時・場所の確認ができます。ミーティングの種類は様々あるため、情報を確認してから参加すると良いでしょう。ミーティングの種類によって、依存症者本人のみのものと、依存症者家族も参加出来るものとがあります。
ギャマノンとはギャンブル依存症の家族のための自助グループです。こちらも各所で開かれているミーティングの日時・場所の確認ができます。ミーティングの種類は様々あるため、情報を確認してから参加すると良いでしょう。ミーティングの種類によって、依存症の家族をもつ人たちのみ参加できるものと、それ以外の方も参加出来るものとがあります。
本:田中紀子さん著「家族のためのギャンブル問題完全対応マニュアル」
家族がギャンブル依存症となった際、その家族や妻たちがどのように対応をするべきか、簡潔にまとめられた本です。夫のギャンブル依存症を疑ってググった時に出てきたこの本を真っ先に購入しました。重要なセオリーについてまとめられており、お金の管理などについてどうすべきかなども書かれています。個人的には、夫のギャンブル依存症発覚にショックを受けて脳死していた時にこのマニュアルがあったおかげで、粛々と必要な対応を進めることができ、助かりました。田中紀子さんはYouTubeでもギャンブル等依存症について活発に情報発信されておられますし、ご本人も依存症者やその家族の支援のための活動をされているそうなので、興味がある方は見てみてください。私も最近YouTube見て、依存症当事者の心理など勉強させてもらっています。
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