毎日記録を続けるぞ!という気概も虚しく、間が空いてしまいました。
こちらのエントリー書いたのが2024/5/11だったのですが、そのまま投稿します。
今年のゴールデンウィークは「ギャン妻強化週間」と言っても過言ではないような過ごし方をしていました。コツコツと行けるミーティングに通いつつ、イベントに参加してみたり。
- 5/3(金・祝)→ミーティング
- 5/4(土)→セミナー参加
- 5/5(日)→ミーティング
- 5/6(月・祝)→ミーティング
こうやってみるとよく行ってるよ、青子ちゃん…
ある意味タイミングが良かったというか、ゴールデンウィークで祝日もあったおかげで色々なところに行くことが出来ました。あとは関東圏に住んでることも功を奏していて、ミーティングが毎日色々なところで開かれているので、それも有難いですね。行った先で、地方から新幹線で何時間もかけて来たという方もいて「せっかく恵まれた環境にいるのだから通った方が良いよ!」という仲間の方々の励ましもあり、足を動かすことができました。
それもこれも、先行く仲間の方達が礎を築いてくださったおかげだと思うので、改めて感謝しつつ、私も回復しながら他の同じ境遇の方を助けられるようになれたらな、という密かな目標が出来たりもしました。
まあ、まだ全然自分の回復がまだまだなのですが!ガハハ!
少しのトラブルが次のステップに繋がった
強化月間を過ごしている間にちょっとしたトラブル…?がありました。
夫から「来週会社へ行くのに交通費を支給してほしい」とのこと。私は仲間の提案もあり、夫の同意を得た上で夫のメインバンクからお金の殆どをおろして預かっていました。それで手元のお金がないから交通費出して欲しいとのこと。
ギャン妻としてやってはいけないことは、
- 借金の尻拭いをすること
- 夫の場合お小遣い制にしてそれ以上の金額は夫に渡さないこと
- お金の管理はしないこと
それは頭に入っていたのですが、我が家はまだお小遣いの金額も決められないまま上記の行動をしていたので、どうしたものかと迷いました。交通費がないっていうのは嘘じゃなさそうに思えたし、仕事に行けないというのは普通に困るだろうと思ったからです。
でも、ここで自分の判断でお金を渡すことはダメな気がする、というか以前仲間に「お金預かった後に夫が何か言ってくるようだったら、それぞれ自助グループの仲間に相談するように」と言われたことをふと思い出しました。
私は決心して「今私の判断でお金を渡すことは出来ない。私は自助グループの仲間に相談するから待って欲しい。あなたはあなたの自助グループの仲間に相談して。」と回答しました。
夫はかなり混乱して戸惑っている様子でした。「いやいや…え?マジで言ってる?」という具合。いや、私も困ってるよ!交通費くらい出せばって思うけど、それやったら同じことの繰り返しだよ!だから仲間の助けを借りるしかないのだよ…!と心の中で葛藤していました。
夫はだいぶグルグルしていたみたいです。会社に行くという正当な理由に対してお金が渡してもらえないということへの焦りとか戸惑い?だけどこの事態になっているのは自分の病気の結果だし…いやでもそこまでやるのか?みたいな。最初は反抗的な態度を取られましたが、その後シャワーを浴びに行って、ひと呼吸おいたら「さっきはごめんね」と謝られたり。気持ちの収拾も、状況の整理もできなくて困っている様子だったかな。
私は私で困ってましたけどね!!!
そのやりとりをしたのが0時回っていたので、深夜に色々考えたり行動したりするのは良くない、と先日学んだばかりだった私は、翌日仲間に連絡することにしました。
日を跨いで翌朝、朝イチに先行く仲間の方にLINEで相談しました。すると即座に返信がありました…お忙しい方のはずなのに、本当に有り難かった。
「一旦お金は渡さない。とりあえず2人とも自助グループへ行きなさい。」
ちょうど当日イベントが近県で開催されるということを教えてもらったので、私はそこに行くことにしました。頭で考えても埒があかないからね。
夫も誘ったのですが、夫はグルグルループに入ってしまったので「体が動かない、行けない」とのこと。私1人でイベントに行くことにしました。
そこでまた、今までお会いしたことない先行く仲間の方に出会い、色々と相談にのっていただきました。最初に相談したところでは、妻の立場ではなく親の立場の方が多かったので「これ、私たちだと少し立場が違うから助言が合ってるか判断できないな…妻の人ー!」と他の仲間に繋いでくださり…そこで年代も立場も近い仲間に繋がることが出来ました。
そして仲間のアドバイスにより、お金は今渡さないこと、お金のことを公平に整理する「プレッシャーリリーフミーティング」をギャンブラー当事者とその仲間から申告してくれるなら、私たちがそこにメンバーとして入って開催の手筈を整えるよ、と言っていただきました。
ほーっ!と猛烈に安心しました。プレッシャーリリーフミーティングというものの存在は知っていて、それを実施したかったものの、どう進めたら良いのか全く分からず右往左往していたからです。その日「はじめまして」の方にそんなすぐ「助けるよ」と言われると思っておらず、有難いやら驚きがあるやら胸が熱くなるやら…私の情緒も大忙しです。
早速、帰宅してすぐ夫にそのことを伝えました。すると夫は夫で当事者の仲間に相談してくれており、とんとん拍子でその2日後にはプレッシャーリリーフミーティングを実施する運びとなりました。
私が想像していたよりもはるかに早い速度で進みたかったステップに行くことが出来て、感謝の気持ちは当然ながら、すごく驚きました。
プレッシャーリリーフミーティングには、夫、夫の支援者、私(妻)、妻の支援者、そして公平に判断ができる方が入った上で進行されました。夫婦それぞれの収入、生活費、ギャンブラーの借金額を明示した上で、今後のお金の配分について整理します。結果、夫婦それぞれの給与のうち、生活費を固定の金額で入れた後、残りは夫婦それぞれ個人で使う。使い方には言及しない、ということで整理しました。
私はこれで夫の管理をほとんど手放せたので安心できました。夫の借金に関しては、私は一切関与しないため、あとは当事者の仲間と相談していってもらう、ということに。
夫を支援してくださる仲間の方と、パソコン越しではありましたが顔を合わせることができ、きっと夫のことを助けてくれるな、と思うことができ、それも安心できた要素でした。
何度も繰り返しになるけれど、自助グループに繋がって本当に間もない私たち夫婦に対して、仲間の方たちが惜しみなく助けてくださる様子に心打たれたし、嬉しかった。混乱や戸惑い、これからどうなるんだろうという不安で私自身もぐるぐるしていたけれど、感謝の気持ちで胸がいっぱいになったこの数日でした。
私は幸運にもプレッシャーリリーフミーティングの開催が早かったけれど、あくまでようやくスタートラインに立てたに過ぎないので、ここからが本当の回復の道のりだと思います。
まずはきちんと継続して自助グループに通いたいと思います。
次目指すステップとしては「12ステップ」への着手かな。自助グループに通いながら、スポンサーの方を探す旅をしたいと思います。
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