日記
先日、仕事の用で久しぶりに夫と離れて一泊二日過ごしました。年末年始に一人で実家に帰省した時以来じゃないかな。3ヶ月ぶりくらい。仕事で宿泊が発生するかも、という話が出てたのが1ヶ月くらい前。当時、まだ状態の安定しない夫を置いていくことに不安がありましたし、私が夫に対して懐疑的な気持ちになってしまうところからくる不安で、家から出ていくのが怖いなとも思ってしまって。ギリギリまで迷っていたけれど、時間をかけて夫のうつの状態が安定してきたことと、私自身ギャマノンに通いながら「夫に対してずっと疑いの目をもって接してしまうことは夫のストレスになったしまう」という風に思い始めて、結局仕事を優先することにしました。最低限の自己防衛として、通帳やカード類は、自室の鍵のかけられる引き出しに入れて、鍵をかけて自分で持っています。
仕事優先にした結果見えてきたこととしては、
- 会社の人たちと普段よりたくさんコミュニケーショが出来て楽しかった(普段テレワークメインなのですが、今回は対面のイベントでした。オフ会みたいだった笑)
- 景色の良い部屋だったけど、自分一人じゃ退屈で、夫と一緒だったらもっと楽しいのになと思った
- そこそこ良いホテルのはずが、自宅の快適さには勝てなかった(タオルなどの用品や、家具などの調度品が、自宅のものがマイベスト品なのだと改めて思い知った)
こんな感じで、お出かけすること自体は楽しかったのですが、家の快適さが際立ってしまい、ますます引きこもりになってしまう予感がしました…(
会社の人たちと夜外に飲みに行ったのですが、細くて綺麗なお月様が出ていて、あー素敵だなと思ったのだけれど、会社の人にそれを言うことはなくて、横に夫がいたら報告してたな、と思いました。「ほら見て!」と空を指差して。夫はきっと「どこ?」と探して一緒に見てくれることでしょう。いつだったか同じようなことがあって、夫はいつも私が「見て」といったものを一緒に見て共有させてくれる、そういうところが好きだと思っていたことを思い出しました。
近くにいると当たり前のようになってしまって見えなくなることもあるけれど、そういう意味では夫の好きなところを改めて思い出したり、自分にとっての夫がどういう存在なのか気付くのに良い機会だったかもなと思ったりしました。
夫に依存してるような気もしないではなく、自分としてはそこも深掘りはしたいです。
最近のニュース
水原さんのニュースがまた話題になっていますね。当初出てきた金額を上回る金額が出てきて大騒ぎになっているような。
私個人としては、桁は違えども全く同じような体験をしているので(申告された借金額と、実際の借金額に大きく乖離があった)水原さんは紛うごとなきギャンブル依存症の方なのだと思いましたし、今回の件できちんと回復の道にのれることを心から祈っています。
X(旧Twitter)でこのニュースを引用しながら色々な人が水原さんの人格を否定するような言葉を言っていたり、どうやらテレビでもそんなコメントがされているというのを見かけて胸に刺さりました。額が額なだけに誰もが「信じられない」と思っているのだろうけれど、夫と病気について話した時に「お金がお金として認識出来ず、ただの数字になる」と言っていたのが思い出されました。もちろん「お金」として増減することへの一喜一憂はあるのだろうけれど、重症化していけばいくほど、お金の本来の価値度外視でただの「数値」としての動きに感じられていくのかなと思いました。興奮したり過度に集中してしまって、価値の天秤(このお金があったら何ができるとか、どんなものが買えるとか、そういった天秤)みたいなものが狂っていくのかなと。だから、正直私からすると水原さんの使った金額が増えたところであまり驚きはなかった気がします。
ひとつ分かったら、後を追うように後からぼろぼろと出てきてもおかしくない。病気で麻痺しているから、もはや本人も正確に「自分がどれくらい使い込んでいるのか」とか「どのくらいの借金になってしまっているのか」というのが把握できていないんだろうと思います。ただ手がつけられてしまうお金の量が、私の夫と水原さんとで違っただけで。ギャンブル依存症であるということでは全く同じだと思う。
今はかなりスキャンダラスな報道になっていて、私も含め、当事者や家族の人たちは心を痛めてるような所感です。もっともっと、世間に正しい知識が広まってくれるきっかけになるといいなと思っています。
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