結論:さっさと病院に行って治せ
体の痒みを全然自力で治せなかったので、次あったら絶対に病院に行け!という戒めです。自己判断して自力で治そうとするのは命取り。健康保険に入っていれば3割負担で診察してもらえるので、さっさと病院に行って最速で治すのが最も効率的。
30代になったからか、直近のストレスに体が耐えきれてないのか、はたまた物理的に自分の体にダメージがあるのかわからないけれど、局所的な痒みに2ヶ月ほど前から悩まされている。長引きすぎて正直気が狂いそうだ。集中がキレると痒みがブリブリぶり返してくる。過集中の状態を作り上げるためにこのサイトを立ち上げたと言っても過言ではない。
早く全部よくなりたい。
発症〜悪化
デリケートゾーンの痒みに悩まされ始めたのは、夫のうつ症状発症とギャンブル依存症の自白があったのと同じくらいの時期。最初、Iラインが痒いんだかOラインが痒いんだか自分でもよく分かっておらず、とりあえず「デリケートゾーンの痒み用」という触れ込みの痒み止めを買って塗ったりしていたけれど、全然痒みは収まらず、徐々に悪化の一途を辿って行った。この時にやらない方が良かったこととしては以下の2点。
・排泄後、トイレットペーパーで患部を擦る
痒くて強く擦っていたことがあった。ネット調べるとどこにでも書いてある当たり前のことだが、皮膚が余計に傷ついてしまうので、なるべく擦らず抑えるように拭くのが良いだろう)
・ウォシュレットやシャワーで患部をたくさん洗う
こちらも「JK」という感じだけれど、デリケートゾーンにはデリケートゾーンを守るための常在菌というのがいるらしいので(人には人の乳酸菌…)洗いすぎると常在菌のバランスが崩れるのでNGとのこと。痒気持ちよくて洗いすぎてしまうのはやめた方が良いだろう。
急激に襲い来る状況の変化もあり、ストレスが増していたので、上記の行為がやめられなかった。今思えば早めに病院に行っておけば良かったのだけれど…仕事を言い訳にして病院になかなか行かなくなるのが30代…ただ、放っておくうちに外出しててもデリケートゾーンが痒くなったり、家にいると所構わずデリケートゾーンを掻いてしまったりしてにっちもさっちも行かなくなり、観念して病院を受診することとした。
産婦人科通院:検査
まず私が疑ったのは、性感染症・カンジダの線だった。夫もデリケートゾーン(玉)が痒いと言っていたので、何らかの性感性症の可能性は考えられるかと思った。カンジダは、昔、性交渉経験のなかった小中学生くらいの時に一度なったことがあり、性交渉の有無に関係なくなることがある病気だという認識だったので可能性はあるのかなと。女性のデリケートゾーンのトラブルって、おりもので分かるとか言うのだけれど、私自身は全くその変化が分からないので何とも判定できなかったし、自分で分かるにせよ分からないにせよ、治療に必要なお薬は病院にもらう他ないので病院に行くことにした。
あとこれ、薬についてなのだけれど、絶対自分で判断してはいけない。(当然)
ネットで調べたところ、皮膚炎に処方されることの多いステロイド薬は、カンジダを悪化させる原因になるそうです。判断ミスったら即終了。悪化の一途を辿って終わりを迎えます。あと、皮膚炎だった場合に使われるステロイド、これはこれで薬の強さの段階がかなり設けられていて、使用用途に応じて使い分けられる。これも調べたところ、体の場所によって薬の吸収が段違いらしく(N倍というレベルで吸収率が全然異なる)素人が判断しちゃいけないことは一発で分かった。どちらにせよ病院に行かなければならない。
毎年子宮頚がん検査のために産婦人科に行っているので、産婦人科に対するハードルは低い。思春期の頃は、医者とはいえ異性にデリケートゾーンを見られるのは恥ずかしくて、産婦人科に行くとしても女医さんのいる病院を選んでいた。今となっては全然慣れたものだ。大人になって産婦人科に行くようになってからは「医者は数え切れないくらい見ているのだから何を思われることもない」と考えるようになり、全然大丈夫になった。30代になると、多分どこの自治体も子宮頚がん検診への補助金が出ているんじゃないかな。みんな、がん検診はしっかり行こうな!
産婦人科通院:結果
検査から1週間ほどして結果をもらった。検査結果「細菌性膣症」とのこと。
冒頭でも述べた通り、人間の肌やデリケートゾーン内には「常在菌」といわれるものがいるのだけれど、膣内細菌のバランスが崩れることで発症するのが細菌性膣症だという。特定の菌が原因なのではなく、ストレスなどでバランスが崩れると上記を発症してしまうらしい。
ストレスには心当たりしかなかったので、担当医から検査結果を聞きながらトホホと苦笑してしまった。ただ、この病気は強烈な痒みを引き起こすわけではないとのことで、担当医が首を傾げていた。「薬を処方しますけれど、これで良くならなかったら皮膚の病気の可能性があるので、皮膚科に行ってください。」とのこと。初回の問診票で日常的に飲酒していることを書いたからか、酒と相性の悪い飲み薬ではなく、膣錠を処方してくれた。あとは痒くてどうしようもない時用の塗り薬。
膣錠、要は座薬の膣バージョンだ。これは30年生きてきて初体験だった。薬剤師さんには「タンポン使ったことありますか?あれと同じ要領で入れてください」と言われた。通常、生理の際はナプキンを使っている。タンポンの経験は数回程度。入れ方についての説明書も一緒にもらったけれど、最初は投薬するのが難しかった。お風呂上がりに鏡を床に置いて、その上にしゃがみながら薬を入れる。
こんなに自分のデリケートゾーンと向き合うのは30年生きてきて始めてだ。毎日毎日自分のデリケートゾーンと向き合って、自分の顔より見ていると思う。今更ながら自分の体の構造理解が進んだりして、人体おもしれ〜〜〜と思うなどしている。
皮膚科受診
さて、産婦人科で細菌性膣症の治療をすべく、塗り薬と膣内薬をもらったわけだけれど、10日分くらいの処方分を投薬しきってもまだ痒いままだった。なんなら痒みの症状は日を増すごとに強くなっている気がした。日中、仕事に集中していれば大丈夫かと思いきや、発作的に痒みのピークがやってきて、うおおああああああ!!!!!と半狂乱にデリケートゾーンを搔きむしることもあった。朝の眠りの浅い時に、無意識に掻きむしってしまい起床を迎えることもあり「ああ…ダメだ…このままでは発狂してしまう…!」と頭が爆発して、産婦人科医の言う通り皮膚科を受診することにした。この時の患部の状況ですが、Iラインは晴れたり赤くなったりなどの変化はあまりなし。どちらかというとoラインが不味くて、*の線がフヨフヨになってしまったりしていた。「掻痒症」というのと類似の症状だなと、ググった写真を見ながら思うなどした。
ところでデリケートゾーンの写真をGoogleで検索すると今ってすぐ出ないんだね。「センシティブな画像」というボタンが表示されて、ぼかされたサムネが並んでてびっくりしたわい。
さて、先ほど「産婦人科医であれば幾人ものデリケートゾーンを見てるだろうから、異性の医者であっても見せることに躊躇しない、ハードル低い」という旨を記載しましたが、皮膚科医にデリケートゾーンを見せることは想像できず、こちらは女医のいる病院を選びました。てへ。案の定、先生には患部を見せる必要があったし、なんならそちらで再度「カンジダになっているか否か」の検査をしていただくことと相成り、女医さん選んでおいてよかった〜と胸を撫でおろしました。医者なんて、医者になるまで相当他人の人体見てるだろうから気にしてないだろうけれどね…もう患者側の気持ちの問題よね…同性に見せるとしてもデリケートゾーンってやっぱり恥ずかしい気持ちになるよね…ね…
検査結果、カンジダではないとのことだったので、デリケートゾーンに使用できるステロイドをいただきました。それからアレルギー用飲み薬。今はこちらを服用しながら治療中です。
終わらない痒みとの戦い
痒い→掻く→酷くなる→痒い→掻く….のストレスのエンドレスループだから、さっさと治してぇ〜〜〜
今日も塗り薬ぬりぬり、椅子の上でモジモジしています。幾分かよくなったような気もするけれど、まだまだな気もする…完治したらまた報告します。今この記事は、痒みから気をそらすために書いている、まである。
みんなも、症状が酷くなる前に病院に行こうね!私のように病院はしごになるかもしれないし。
加齢ごとに肌のバリア機能も失われるといいますね…加齢と肌トラブルは切っても切れないものなのかもしれません。肌バリアを強化する方法をご存知でしたら是非教えてください。
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